ワンドのペイジの意味
「驚きをもたらす異邦人」
ワンドのペイジのメインキーワードは「伝令」です。ワンドのペイジはメッセージを伝えています。メッセンジャーの役割をもつペイジは無名の存在ではありますが、素直で誠実な人物です。未来への希望を抱き、それを実現しようという熱意をあらわしています。
プラスのキーワード
マイナスのキーワード
ワンドのペイジの正位置の意味
ワンドのペイジの正位置は、未来を確信して熱意を燃やしている状態をあらわしています。純粋な目で未来を見つめていて、願望に忠実で素直。夢に向かって順調に歩み出している暗示です。
正位置のワンドのペイジは驚きをもたらす若者で旅、教育、刺激的な冒険への関与を通じて、自分の領域を拡大するという野心を抱いています。彼はあなたの知性を開拓して新たな地平を見せてくれるかもしれません。
ワンドのペイジの逆位置の意味
逆位置では悪報の到着や待ちわびているメッセージの遅延を暗示している可能性があります。それ以外にも未来に向けた熱意の中に反骨精神や気まぐれさが見え隠れしています。
新しいプロジェクトが障害にぶつかったり、なかなか軌道に乗らないことも考えられます。無鉄砲、衝動的、野心的すぎる行動はとらないように注意する必要があります。
ワンドのペイジの解釈
テーマ毎に「ワンドのペイジ」を引いたときの解釈についてまとめます。
現在の状況
人の気持ち
仕事
恋愛
アドバイス
ワンドのペイジに関するデータ
ペイジが意味するもの「感覚」
ペイジと地のスートであるペンタクルは、感覚機能に優れています。特に得意とするのが、いま起こっていることにまつわる事実を構築していく感覚印象の観察と収集です。
ペイジは事実を理解したり、価値判断を形成したりする前に、自分が集めた証拠にしっかりとした根拠があることを確信しておきたがる。
ワンドのペイジと心理機能
ワンドのペイジと時期
占星術で火のエレメントは春と関連付けられる。
ワンドのペイジと占星術
火の地
ワンドのペイジの絵柄の解釈

- 前を真っすぐと見据えた若い男
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若い男性が右側を真っすぐな視線で見つめています。右側は未来をあらわしていて、彼は未来に希望を持っていると解釈することができます。また彼は真面目で素直な人物なのだと推測されます。
- 自分よりも大きなワンド
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ペイジがもつワンドは彼の背よりも高いです。これは彼の情熱が身に余るものだと考えられます。大きな夢を叶えるためにはそれくらいの熱意がないといけないのかも知れません。
- 黄色いマントとサラマンダー
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彼はマントを身につけています。その姿から彼は旅行者や異邦人であると考えられています。その服にはサラマンダーのマークがついています。他のワンドのコートカードにも見られることから黄色にサラマンダーはワンドの国の住人の象徴なのでしょう。
ワンドのペイジのイメージ
ワンドのペイジは未来を夢見るメッセンジャーです。彼が知らせるメッセージは未来についてのもので、あなたに驚きをもたらすかもしれません。
彼のメッセージは熱意をもって取り組むことで目標が達成できることを教えてくれます。未来を一心に信じて、前を向いて進んで行きましょう。
ひとつ注意があるとすれば、あなたの熱意は他の人には伝わっていない可能性があるということです。一人突っ走るだけでは周りから孤立してしまう心配があります。ちゃんと周りにも自分の目標を伝え、自分勝手にならないようにしましょう。
良識と粘り強さに支えられた燃えるような熱意は、最も頻繁に成功を生み出す資質である。
―デール・カーネギー
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