西洋占星術の基本用語を知ろう!【星読み初心者①】

皆さん、こんにちは!当サイトの管理者のRAMです。

今回から自分の勉強がてら西洋占星術についての記事を書いていこうと思います。ボクはタロットやルノルマンカードで占いを行っているのですが、一種類の占いだけでは限界を感じていました。占いには大きく分けて「命・卜・相」があります。タロットやルノルマンカードは「卜術」なので、西洋占いの「命術」である西洋占星術を学びたいと思いました。

せっかくならば、勉強の軌跡を記事に残してボクのように独学で占星術を勉強しようと考えている人たちに読んでもらいたいなと思っています。そんなわけでシリーズとして連載していきます。

RAM

ボクも素人なので、一緒に勉強していきましょう!

目次

西洋占星術とは

西洋占星術はその成り立ちだけで本が書けちゃうくらい歴史の長いものです。長々と書いても仕方がないので知っておいた方が良いことをまとめます。

西洋占星術の基本

生まれた時間、生まれた場所から見上げた星の位置=ホロスコープを利用して占う

西洋占星術は地球中心の「天動説」の宇宙観で成り立っている

同じホロスコープは基本的に存在しない(双子などは例外)

人はみんな自分だけのホロスコープを持っています。それを読み解いていくのが西洋占星術です。

ホロスコープは生まれたときの星の位置を一枚の紙の上に落とし込んだもので、中世ヨーロッパではこの占星術を学ぶための大学のような機関もあったようです。

生まれた時間と場所によって決まるので、双子のホロスコープは全く同じものになります。けれど双子といっても性格や人生の歩みは異なりますよね?これはどういうことでしょうか。

ホロスコープは「決められた運命」ではなく「配られた手札」と考えるとしっくりときます。カードをどう使うか、そのカードがどのような意味を持つかは置かれた環境によって変わります。

自分の手札を知らずに勝負に勝つことは難しいですよね。西洋占星術はあなたがどんなカードを持っているか、それをどう使うと効果的なのかを教えてくれます。そう考えるとすごく気になってきませんか。ボクは気になりました。

ホロスコープの主な構成要素

先ずは実際のホロスコープを見てみましょう。

RAMのホロスコープ

これはボクのホロスコープです。こちらのサイトで作成させて頂きました。

様々な模様が描かれていますね。構成要素を先ずは書き出してみます。

ホロスコープの構成要素

10惑星 : ホロスコープ内に配置

12星座 : 外枠

12ハウス : ホロスコープを12分割

アスペクト : 惑星同士の角度

大きく分けると4つの要素に分けることができます。

単純に10惑星、12星座の組み合わせだけでも12の10乗、つまり61,917,364,224通りがあります。

そこにハウスの要素、アスペクトという角度の要素が絡み合ってくるので……ほぼ無限大に組み合わせがあるということになります。正直占星術をここまで体系化した昔の人って本当にすごいと思います。

らみぃ

久しぶりに数に圧倒されました

10惑星

占星術の主役は10個の惑星です。基本の10惑星は太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星です。厳密には冥王星は準惑星ですが、西洋占星術では惑星として扱っています。

これらの惑星の位置の違いによって、その人独自の個性や人生そのものをあらわします。

惑星は人生という舞台での役者・演者に例えられます。

一番影響力を持つのは太陽ですが、他の惑星を合わせて読んでいくことで、恋愛傾向や金運、仕事運、家庭運などを詳しく知っていくことができます。

RAM

惑星の特徴を先ずは知ろう

12星座

ホロスコープで使う12星座は、正しくは「黄道12宮」と言います。

黄道とは太陽の通り道という意味です。地球から見た太陽の通り道にある12の星座がホロスコープに30度ずつ配置されています。

これらの星座はそれぞれが異なる性質を持っていて、ホロスコープの中では「シナリオ」や「表現法」としての役割を果たします。12星座はその人の内面的な傾向や資質、可能性などをあらわします。

12星座には牡羊座、牡牛座、双子座、蟹座、獅子座、乙女座、天秤座、蠍座、射手座、山羊座、水瓶座、魚座があります。自分の誕生星座以外はあんまり知らないですよね。生まれたときにどの星座の場所に太陽があったかによって、誕生星座は決まります。

らみぃ

RAMの場合は、牡牛座だね

12ハウス

ホロスコープは中心から放射線状に線が引かれ、12のエリアに分かれています。これを西洋占星術では「ハウス」といいます。

ホロスコープの中では「舞台」として扱われます。

ハウスという舞台の上で、惑星(役者)たちが各星座のシナリオを演じています。

舞台が変われば、シナリオの雰囲気も変わるものです。ハウスは12星座が示す資質や可能性が「どのような場面で顕在化するか」をあらわしています。

ここでもう一度ホロスコープを見てください。

ホロスコープに赤丸を付けました。そこにはMCとASCと書かれています。

ASCはアセンダントと呼びます。その反対側はDES=ディセンダントです。ホロスコープはあなたを中心にして見た宇宙の地図なので、中心にいるのはあなた自身です。

アセンダントはその時の東の地平線、ディセンダントは西の地平線をあらわしています。そしてMCは南中点、その反対側のことをICと表記します。

急に横文字がたくさん出てきて難しくなってきましたね。今は「そんなのがあるんだ~」くらいでいいと思います。とりあえずASCからDESまでの1~6のハウスにある惑星は生まれたときは見えてなかったということです。

名称意味するもの
ASC(アセンダント)=東の地平線外見・第一印象を司る
DES(ディセンダント)=西の地平線パートナー・対人関係を司る
MC=南中点社会での活躍のステージを司る
IC=南中点の反対側心から安らげる場所を司る

まとめるとこのような感じになります。その場所にある星座によって読んでいきます。

アスペクト

アスペクトとは惑星と惑星の間で形成される角度のことです。

惑星はそれぞれ主役級の動きをするので、その位置関係によって影響を及ぼし合います。

人と人でも馬が合う人もいれば、相性がわるい人もいるでしょう。

アスペクトはそんな関係性をあらわしています。

名称意味するもの
ソフト・アスペクト(60°120°)調和や安定をあらわす
ハード・アスペクト(90°180°)不調和や緊張をあらわす
コンジャクション(0°)エネルギーが高まる

代表的なアスペクトは上記の5つです。これらをメジャー・アスペクトと呼びます。それ以外にもマイナー・アスペクトと呼ばれる角度もあります。それはまたの機会に。

らみぃ

アスペクトはとても難しいよ

今回は西洋占星術の基本的な用語についてまとめてみました。

実際にホロスコープを読んでいく為には10惑星、12星座、12ハウスそれぞれの基本的な特徴を知っていく必要があります。量は多いですが役者、シナリオ、舞台、そして関係性と考えていくとイメージしやすいのではないかと思います。

RAM

先は長いですが、一緒に頑張りましょう!

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この記事を書いた人

「Stella Maris」オーナー。占いとカフェが好きなので混ぜました。占いはタロット(ウェイト、トート)、ルノルマンカードを中心に行います。タロットカードの絵柄に魅せられ、将来はオリジナルのタロットカード(フルデッキ)を創るのが今のところの夢です。このサイトではあなたの「指針」となるような記事やコンテンツを作成していきます。

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