タロットカード大アルカナ20「審判」の意味と絵柄の解釈

タロット審判
目次

審判の基本情報

「因果応報」

審判のメインキーワードは「解放」です。あなたを覚醒させて新たな次元の存在へと誘うラッパの音が響いています。大事な決断や転生、変容の時期を迎えているのかも知れません。うまくいかなかったことやかつて親しかった人、失ってしまったものに光が当たります。そのチャンスをあなたはどうするでしょうか。

プラスのキーワード

呼び声、休眠からの目覚め、新たな時代、裁くことと裁かれること、再評価、審判の日、蘇生、大声であなたの注意を引こうとする人、新たな人生に踏み出す、最後の報い、転生、復活、再生、最後のチャンス、冥界からの解放、再び活力を得る、死から蘇る、許し、新たな次元の存在になる、灰の中から立ち上がる、救済、新たにやり直す、白紙の状態

マイナスのキーワード

判決、呼びかけに応えない、自己批判、心配ごと、後悔、遅延、恥、悔恨、停滞、孤立、罰当たり、非難、復讐、否定的な判断、古いやり方に固執する、過去に縛られている、手遅れになるまで先送りする、不満の残る終了、灰からの復活の失敗、目には目を、歯には歯を

審判の正位置の意味

正位置で出た場合は、チャンスをしっかりと掴みとれることをあらわしています。あなたは自分が変わるべきことを理解して行動を起こすことができます。アイデアや思いを解放して、それを表現しましょう。過去に終わったと思っていること、その復活が人生のターニングポイントになるでしょう。

審判の逆位置の意味

逆位置ではチャンスを逃してしまいそうなことが示唆されています。それはあなた自身が信じ切れていなかったり、行動に移せなかったりとタイミングを逃してしまうことが理由です。まだ変わることはできます。本当にまだ準備は整っていないのでしょうか。しっかりと周りの状況や自分の気持ちに注意を向けて、行動に移しましょう。

審判の解釈

テーマ毎に「審判」を引いたときの解釈についてまとめます。

現在の状況

ターニングポイント/忘れていた計画や記憶がよみがえる/諦めかけていたチャンスが舞い込む/重要人物と再会できる予感/再挑戦のとき

千載一遇のチャンスを逃してしまう/チャンスがなかなか訪れない/すべてが手遅れの状態/待てど暮らせど助けはこない/待ちぼうけ

人の気持ち

解放感で清々しい気持ち/白黒はっきりつけたい/人選の重要な決断をくだそうとしている/大事ななにかをを思い出しかけている/過去を振り返っている

閉塞感にさいなまれている/バツの悪い思いをする/今さらどうしようもないとあきらめている/投げやりな態度/チャンスも問題もすべて放棄したい

仕事

起死回生のチャンス/汚名返上/初心にかえる/重荷から解放される/決断が成功に導く

報われない努力/チャンスを取り逃す/挫折を味わう/大変な作業を後回しにする

恋愛

この人と思える相手/告白/過去の整理/昔の恋の再燃/結婚への決意/再婚

実らない恋/間の悪い告白/心残り/ケリがついていない/恋に関する無念/残念な恋愛

アドバイス

今という瞬間を大切にしよう/過去の記憶や体験がヒントに/今できるベストをつくせばOK/リベンジを果たすとき/あたためてきたことを実行に移そう

ずっと避けてきたことに向き合って/時間を無駄にしないように/今こそ決断をしよう/本当にそれが必要か見極めて

審判に関するデータ

審判と占星術

火の元素(現代のデッキでは冥王星の場合もある)

火の元素は浄罪、再生、浄化と関連づけられます。

冥王星は「破壊と再生の星」という意味を与えられています。冥王星は根本的な変容をもたらし、新たな世界を作り上げていく社会的なテーマを表します。このように、冥王星は個人や社会までも超えた時代を司る存在と言えます。

【エレメント】火

審判と数秘術

2(2女教皇)=1+1(11正義)=2+0(審判)

数秘術の2は二重性、協調、結びつき、選択、決断、バランス、立案、ふたつのものの中間、中立の立場といった象徴的な意味を持っています。

審判と神話/元型(アーキタイプ)

最後の審判、復活の天使、報復の天使、灰から再生する不死鳥、冥界から救われたペルセポネ、歯の妖精

審判の絵柄の解釈

ラッパを吹く天使

この場面は新約聖書の巻末・ヨハネの黙示録に由来するとされ、ラッパを吹く天使は最後の審判に基づき、大天使ガブリエルをモチーフにしたとされています。ガブリエルは、神の言葉や意思を人間に伝える役割を持つ大天使です。「最後の審判」ではラッパを吹き鳴らし、死者を蘇らせて天上の国に導く役割をもっています。天使のラッパは音であることから、誰もがその影響からは逃れられないことを暗示しています。

審判を受ける人々

海の上でたくさんの人々が審判を受け入れている様子が描かれています。手前の3人は男性、女性、こども。もしかすると家族なのかもしれません。この3人が乗っているのは船のようですが、よく見ると蓋がついています。また、描かれた人々は灰色に塗られています。

これは彼らが死者であることをあらわしています。両手を上げて喜んでいることからも審判の日に復活を果たしたものたちなのだろうと推測することができます。

マルセイユ版との比較

20審判
ウェイト版
マルセイユ版

マルセイユ版では3人の人物が描かれています。右には老人が、左には女性、そして真ん中には男性?が描かれています。真ん中の人物の肌は他の2人と違い、灰色をしています。これは真ん中の男性がまさに復活を果たしたことが示されています。この審判の日を3人の人物は待ち望んでいるかのように見えます。

審判のカードも大きく構図は変更されていません。この次のカードが最終カードである「21世界」です。審判の日を乗りこえることで新たなステージに進むことでこそ、人生における目標は達成されるのです。

参考文献
タロット辞典(毎日新聞出版)
78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット(日本文芸社)

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この記事を書いた人

「Stella Maris」オーナー。占いとカフェが好きなので混ぜました。占いはタロット(ウェイト、トート)、ルノルマンカードを中心に行います。タロットカードの絵柄に魅せられ、将来はオリジナルのタロットカード(フルデッキ)を創るのが今のところの夢です。このサイトではあなたの「指針」となるような記事やコンテンツを作成していきます。

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