こんにちは、RAMです。
占星術を始めたときって覚えることがたくさんあって、大変ですよね。
そんな時にボクは惑星を人間にイメージすることで覚えやすくして勉強しました。
今回、絵師さんに協力してもらいそのイメージをイラスト化しました!
とってもかわいいイラストが出来たので誰かに見せたいっていうのも正直なところです(笑)
詳しい各惑星の紹介は過去の投稿を参考にしてください。
太陽(イメージ:英雄、勇者)
太陽は勇者のイメージです。ちょっと若い少年勇者って感じですね。
多くの場合、物語の主人公で強い意志と目的を持って行動しています。
太陽のイメージは物語序盤のまだ経験値が少ない状態の勇者という感じで、これからの行動によってストーリーは大きく展開していきます。
他の惑星にも強い影響力を及ぼす存在でもあり、他の惑星の良い面に光を当てて、引き出す力を持っています。
太陽は人生の目的や外向きな性格を表しています。
最も重要な惑星の一つですので、ホロスコープを読むときは先ずは太陽を確認してみましょう。
月(イメージ:シスター、僧侶)
太陽と並んで重要な天体である月はシスターや僧侶のイメージです。
太陽とは対照的で太陽が少年だとしたら、月は大人のお姉さんという感じです。
太陽に足りない面は月が、月の足りない面は太陽が補うような関係性と捉えます。
太陽が目的なら、月はそれを達成するための手段を表していますので、太陽を月が導いてくれると考えることも出来そうですね。
地球に最も近い惑星(正確には衛星ですが)であることから、月は私たちに様々な影響を与えています。
心のあり方を示し、他の惑星との角度でどのような特性を持っているかを読み解くことが可能になります。
水星(イメージ:商人)
水星を擬人化するときにイメージしたのは商人です。
知性や言葉、コミュニケーションを司る水星は言葉を使う職業がピッタリだと思います。
水星は太陽から28度以上離れないという性質があるので、常に太陽のお供をしている旅商人といったイメージを持っています。
太陽や月が示す「意志」や「感情」を自分以外の人にいかに伝達し交流していくか、ということを司るのが水星なのです。
太陽は外向きの顔を意味していますが、水星が近くにあり続けることでそれを表現することが出来るのです。
水星は年に3回ほど逆行し、その間は水星が司る事柄が不安定になりやすいと判断します。
水星逆行のときは連絡ミスが起こったり、物事が予定通りに進まなくなったりします。
また、進んできた道を戻っているようにも見えるので、「過去をさかのぼる」「再会」という暗示にも結び付きます。
金星(イメージ:踊り子)
明るく輝く魅力的な金星は踊り子のイメージです。
恋愛運と金運を司る愛と美の惑星である金星は、その魅力で人を惹きつけます。人気者って感じでしょうか。
金星も太陽からは48度以上離れないという性質を持っているのですが、水星と違ってハードアスペクトを形作ることもあります。
何に触れたときに「いいな」「素敵だな」と思うかということを表している金星。
このイラストの金星も楽しいことを探して、太陽の側にいるのかも知れませんね。
金星も逆行することがあり、その時は現実の恋愛を見直すタイミングでもあり、復活愛の兆しが現れる時期でもあります。
火星(イメージ:戦士)
火星は「戦い」のシンボル、迷いなく戦士をイメージしました。
火星の赤いその姿は血の色を連想させ、不吉な印象を与えます。中国でも火星は怪しい光を放つ妖星と考えられていました。
性格は好戦的で自信家、短気な面もありますが勇気やバイタリティーに溢れた兄貴肌といった感じでしょうか。
決断のタイミングも火星から読み解くことが出来ます。
火星も逆行しますが、2年に1度くらいと稀なものです。しかし、そのタイミングではひとつのところに長く滞在するので運勢に比較的強い影響を与えることがあります。
他の惑星とのアスペクトでどんなものに情熱を注ぐのかということを読み取ることが可能です。
木星(イメージ:聖騎士)
聖騎士というのはちょっとイメージが難しいのですが、木星がもつ拡張、裕福というイメージから連想しました。
木星は太陽系で最大の惑星の一つで、「グレート・ベネフィット」と呼ばれる幸運の星です。
他の惑星がもつ性質を拡大させる力があることから面倒見がよく、育成上手なのでしょう。
他人に甘いところがあり、良い所だけではなく悪い部分も膨張させてしまうのが玉にキズ。
強運の持ち主で、正義感も強い騎士の鏡のような人物ですが、自信過剰なところもあります。
木星が自分の出生ホロスコープにある太陽星座の位置にやってくると、「12年に1度の大幸運期」の到来といわれ多くの幸運と支援に恵まれると考えられています。
土星(イメージ:魔導士)
肉眼で確認が出来る太陽系で最も遠い場所にある惑星、それが土星です。
そのため土星は制限や抑制などを表しています。
「試練の星」とも呼ばれますが、土星の名前の元になったクロノスはストイックな神様です。
そこから忍耐や努力という意味を持っています。
物事をネガティブに捉えてしまう癖を持っていますが、それは自信がないことの裏返し。
自信のなさをそのままにせず、努力と忍耐で克服しようとする強さも持ち合わせています。
生まれたときの土星の位置に、運行中の土星が戻ってきて重なる期間を「サターンリターン」と呼び、この期間は土星のパワーが増幅し、現実に向き合う機会が到来します。
天王星(イメージ:科学者)
天王星から先の惑星は肉眼で見ることはできません。
天王星、海王星、冥王星は「トランスサタニアン」と呼ばれ、常識外のことや潜在的なことを表します。
天王星は革命や変化を司る惑星でもあるので、常識を覆す研究を行う科学者をイメージします。
天王星は「創造と改革の惑星」、ハプニングや突然の変化、予想すらできなかったものを読み取ることが出来るでしょう。
そこから「オリジナリティー」や「独創性」、「新しいものを生み出す力」を意味しています。
世間的にはマッドサイエンティストといったタイプでしょうね。
なかなか理解はされないかもしれませんが、天王星が生み出すものが常識になり世界を覆す可能性は常にあるのです。
海王星(イメージ:占い師)
目に見えないものを扱う海王星は占い師をイメージします。
神秘的な感覚や心の問題を表しており、人生の中での曖昧な部分を専門にしています。
ミステリアスな雰囲気を漂わせる人物でふわふわとしていますが、騙されやすいタイプです。
芸術面での才能にも溢れており、いい意味でインスピレーションが鋭く、感性も豊かです。
海王星は1年ごとに逆行する惑星です。逆行中は海王星がもつあいまいさが解消されて、良くも悪くも現実に引き戻される、見失った心理や夢を取り戻すといった事柄が起こりやすくなります。
他人に感情移入しやすく、自分と他人の区別さえも曖昧にしてしまうところがあります。
冥王星(イメージ:黒幕)
冥王星は2006年に惑星から準惑星に格下げされています。
冥王星は「破壊と再生」を司り、この世界の絶対的なルールを表します。
黒幕というイメージが正しいのかは分かりませんが、まだまだどんな性質を持っているか研究の予知がある惑星でもあるので正体が分からないものとしてこんなイメージになります。
冥王星が司るものは表面化していないものばかりです。ただし、それは突然の大変動や危機的状況下での火事場の底力などとして発現します。
潜在的なトラブルやカルマを象徴する冥王星は発見されて以来、まだホロスコープの12星座を1周していません。
日常生活においては、冥王星の影響を意識できないかもしれませんが、人生の重要な転機や生き方の信念そのものには、ひそかに色濃く反映されています。
まとめ
惑星を擬人化してみましたが、どうだったでしょうか。
惑星を人間にイメージすると、アスペクトなどの関係性も分かりやすくできると思います。
私たちが地球だとすると周辺にある惑星から色々な影響を受けています。
その影響自体には良いも悪いもないと思います。
それをどんな風に活用するかが大切なのです。
イメージにはその力を具体的に見せる力があります。
迷ったら擬人化したイラストを思い出してみてください。
きっとあなたにメッセージをくれるはずです!
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